2024年11月11日08時05分 / 提供:Digital PR Platform
大妻女子大学(東京都千代田区)家政学部被服学科・中川麻子准教授(染色デザイン研究室)のゼミ生らが考案した「きものがシワになりにくい運搬用バッグ」が、このたび2024年度「グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。これは、特殊な構造による優れた機能性と、性別や世代・体格を問わないデザインが高く評価されたことによるもの。なお、「きものバッグ」は、2023年10月に筒井株式会社ならびに高島屋との産学連携で商品化されている。
中川ゼミは、従来のきもの用バッグにあった「きものがしわになりやすい」「重い」といった課題をクリアにするため、話し合いや試作、実験、きもの愛好者へのインタビュー調査等を重ね、きものを状態よくコンパクトに持ち運べる仕組みを考案。2022年11月に実用新案登録(実用新案登録第3240111号)された後、2023年10月には墨田区のバッグメーカー・筒井株式会社ならびに高島屋との産学連携で、商品化も実現した。
グッドデザイン賞は、国内外の企業や団体が参加する世界的なデザイン賞。暮らしの向上を図るとともに社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすことを目的として、毎年実施されている。
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