2024年09月04日15時12分 / 提供:Digital PR Platform
藤田医科大学 内分泌・代謝・糖尿病内科学 椙村益久教授(責任著者)と藤沢治樹講師(筆頭著者)、鈴木敦詞教授らの研究グループは、長期間の低ナトリウム濃度での培養がミクログリア※1へ与える影響や、慢性低ナトリウム血症モデルマウスでのミクログリアの変化について解析を行いました。その結果、低ナトリウム血症は、NFAT5※2を介してミクログリアの機能に影響を与えることを明らかにしました。これらの結果から、慢性低ナトリウム血症患者における中枢神経症状や慢性低ナトリウム血症治療時の合併症である浸透圧性脱髄症候群※3の発症にミクログリアの機能の変化が関与していることが示唆され、ミクログリアの機能を標的とした新たな治療法の開発が期待されます。
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