2024年08月08日13時04分 / 提供:Digital PR Platform
~グリーンLPガス製造技術の実証試験を2026年度より開始~
● 2030年実用化に向けて、グリーンLPガス実証試験を目的としたプラントの起工式を開催
● 同プラントでの実証試験を2026年度より開始する予定
● 地域資源を最大限利活用した脱炭素社会・循環型社会の実現を目指す
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)は、NEDOグリーンイノベーション基金事業での取り組みの一環として、北海道鹿追町でグリーンLPガス合成プロセスの実証を目的としたプラントの起工式を開催しました。起工式には喜井知己町長ならびに関係者の皆様にご列席いただき、建設工事の安全を祈願しました。
■背景
当社は2022年にNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金(GI基金、注)事業「CO2等を用いた燃料製造技術開発事業プロジェクト 化石燃料によらないグリーンなLPガス合成技術の開発」に採択され、2030年にグリーンLPガスを年間1,000トン製造することを目指して技術開発を進めています。また、北海道鹿追町とは2022年に包括連携協定を締結し、実証プラントの立上げに向けた検討を進めてきました。
■内容
GI基金事業の取り組みの一環として、グリーンLPガス技術の実証を目的としたプラントを世界的にもいち早く北海道鹿追町環境保全センター内に建設します。本プラントでは、2026年度から同センターで製造されたバイオガスを原料にグリーンLPガスを製造してプロセス実証する計画で、同年度内のグリーンLPガス製造量は100~200トンを予定しています。
当社は今後も地域資源を最大限利活用した脱炭素社会・循環型社会の実現を目指し、グリーンLPガス製造の実用化に向け、本基金事業に取り組んでまいります。
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起工式の様子
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鍬入れの様子(喜井町長)
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鍬入れの様子
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(注)GI(グリーンイノベーション)基金
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、NEDOに造成された2.8兆円の政策的基金。官民で具体的かつ野心的な目標を共有したうえで、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援するもの。
関連ニュースリリース
家畜のふん尿から新しいエネルギーを創出する技術を開発
https://www.furukawa.co.jp/release/2020/kenkai_20201202.html
NEDOグリーンイノベーション基金事業「グリーンLPガス合成技術開発」に採択
https://www.furukawa.co.jp/release/2022/kenkai_20220523-2.html
古河電工と北海道鹿追町 包括連携協定を締結
https://www.furukawa.co.jp/release/2022/kenkai_20220818.html
脱炭素社会の実現に貢献するグリーンLPガスの実用化に向け新組織「地産地承エネルギープロジェクトチーム」を設置
https://www.furukawa.co.jp/release/2022/kei_20220915.html
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182