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【名城大学・国立環境研究所】市民参加型調査の結果を活用し「セミの初鳴き日」に影響する要因に迫る

2024年06月24日20時05分 / 提供:Digital PR Platform

国立環境研究所は2021年から、市民・学校・民間企業等の有志による「生物季節モニタリング」を展開してきました。この度、気象庁によって観測された過去のデータと、モニタリング参加者が取得した新しいデータの両方を活用し、「アブラゼミの初鳴き日」に影響する要因を解析しました。その結果、前年の盛夏から初冬の気温が高いと、初鳴き日が早まる可能性が示唆されました。この結果は、謎が多いセミの活動の季節性の理解に向けた一歩となるものです。この成果は2024年6月1日付で、生物多様性分野の国際学術誌『Ecological Entomology』オンライン版に掲載されました。

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