2024年02月06日11時06分 / 提供:Digital PR Platform
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は東日本製鉄所君津地区の水素還元試験炉(内容積12立方メートル)において、加熱した水素を使用してCO2 を削減するSuper COURSE50 技術の開発試験を2022 年5 月より実施し、これまでに世界最高水準となる高炉本体からのCO2 排出量22 %削減を確認する等、着実に開発を進めてまいりました。今回、2023 年11 月から12 月に実施した試験において、世界最高水準の更新となる、高炉本体からのCO2 排出量33 %の削減を確認しました。今回の試験では、酸化鉄(鉄鉱石)の炭素還元に替えて水素還元(吸熱反応)を増やしていく際に、加熱した水素利用により高炉内の熱バランスを維持し、高炉CO2 排出量の削減効果を検証しています。更に実証試験を進め、大型高炉でのSuperCOURSE50 技術(CO2 排出量50 %以上削減)確立の早期化に取組んでいきます。
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