2025年11月20日11時20分 / 提供:Digital PR Platform![]()
追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の舞台表現プロジェクト(通称:STEP)は、第15回公演「ひだまり荘へようこそ」を上演する。同大の学生による「STEP」は、身近にありながら、気付けていなかったり、深く知らなかったりする社会問題を題材とした表現活動を行うプロジェクト。今回の作品は、さまざまな事情を抱える人々が集う旅館「ひだまり荘」を舞台に、「家庭内暴力(DV)」と「サードプレイス(第三の居場所)」を扱い、“居場所”の本質を描く。公演は12月4日(木)~7日(日)に同大の茨木安威キャンパスで開催し、12月27日(土)には静岡県藤枝市の「ひつじノ劇場」でも上演を予定している。
「ひだまり荘へようこそ」の脚本を手がけた橋本知哉さん(社会学部2年)は、幼少期から両親の転勤に伴い転校を繰り返す中で、人それぞれの「居場所」について考えるようになった。本作では「サードプレイス(第三の居場所)」をテーマに掲げ、社会学部で学んだ家庭内暴力(DV)やフリーター問題の知見を織り交ぜながら、人にとっての"居場所とは何か"を描き上げている。
橋本さんは「僕にとって"居場所"とは、人との関係が生み出すもの。転校時には孤独を感じたこともあったが、積極的に関わりを持つことで、そこを自分の居場所へと変えることができた。作品を通して、居場所がどう生まれるのかを感じ取ってほしい」と語る。
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