2025年11月18日17時20分 / 提供:Digital PR Platform![]()
東京工芸大学(学長:吉野弘章)写大ギャラリー(所在地:東京都中野区)は2025年11月17日(月)から2026年1月30日(金)まで、写大ギャラリー50周年記念展Ⅳ「彭瑞麟写真展『我(わたし)は誰か/イ厓係麼人*/我是啥人/我是誰』」を開催する。同大の前身にあたる東京寫眞專門学校を1931年に卒業した台湾の写真家・彭瑞麟(ポン・ルイリン、1904-1984)の、日本で初めての個展となる。入場無料。11月28日(金)と30日(日)には、彭瑞麟の孫の彭雅倫氏が登壇するトークイベントや日台合同のシンポジウムも開催する。
今回の写真展のタイトルは、日本語、客家語、台湾語、國語(北京語)の順で、同一に「私は誰か」を意味している(※「イ厓係麼人」の「イ厓」は日本語の漢字にはない文字であるため、2文字の組み合わせで表示)。同展は、これらの言語のあわいを生きた台湾の写真家・彭瑞麟のアイデンティティを探る写真展となる。
彭瑞麟は、日本統治時代の台湾で客家人(17世紀頃から広東省などから移住した歴史をもつ)として生まれた。1928年に東京寫眞專門学校(現・東京工芸大学)に入学し、1931年に第6期生として卒業。日本で写真を学んだ台湾出身者として、最初の世代にあたる。
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