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【横浜市立大学】重症敗血症の原因に新たな鍵 治療標的となる分子 コクサッキーアデノウイルス受容体を発見

2025年11月14日14時00分 / 提供:Digital PR Platform

横浜市立大学医学部救急医学 西井基継講師、松村怜生助教らの研究グループは、敗血症の病態解明と根本的治療法の開発を目的に本研究を行い、コクサッキーアデノウイルス受容体(CXADR)*1が敗血症の原因物資であるエンドトキシンによる心不全(心機能障害およびショック)を制御し、さらにその機序としてCXADRが炎症惹起分子であるp38/p65の活性を制御することを明らかとしました。特に、p38の制御様式はCXADRの細胞起源により大きく異なることを発見しました。これらの知見は、心不全を伴う重症敗血症の制御機序解明に寄与し、細胞特異的なCXADR発現操作が有望な治療法となる可能性を明らかとしました。今後、致死率の高い重症敗血症の治療薬開発が前進することが期待されます。
本研究成果は、国際心臓研究学会のオープンアクセス誌「Journal of Molecular and Cellular Cardiology Plus」に掲載されました(2025年11月6日公開)。

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