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ダイナミックな電子が効率よく熱を電気に変換する―近藤効果が熱電材料の性能を向上させるメカニズムを実験的に解明―

2025年10月22日20時20分 / 提供:Digital PR Platform

学校法人トヨタ学園 豊田工業大学(学長 中野義昭、名古屋市天白区)大学院工学研究科 エネルギー材料研究室 松波雅治 准教授ならびに同研究室 修士課程2年 後藤大輝らの研究グループは、大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 分子科学研究所 極端紫外光研究施設の田中清尚 准教授と共同で、角度分解光電子分光(*1)という手法を用いて、熱電材料(*2)の高性能化の鍵とされている電子散乱の影響を可視化することに初めて成功しました。本研究により電子散乱を利用した材料開発の新しい方向性が示されたことで、熱電変換技術の発展とその社会実装の促進につながることが期待されます。本研究成果は、2025年10月20日(日本時間)米国物理学協会の学術誌「Applied Physics Letters」のオンライン版に掲載されました。

〇発表のポイント
熱電材料の高性能化には電子散乱の利用が有効であることが知られていたものの、これまでは実験的に電子散乱の情報を検出することは難しかった。

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