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Teledyne e2v、宇宙向け16GB DDR4メモリの初回認定試験に合格

2025年10月20日13時49分 / 提供:Digital PR Platform

フランス・グルノーブル -Media OutReach Newswire- 2025年10月20日 - Teledyne e2v Semiconductorsは、宇宙向け16GB DDR4メモリの初回認定試験に合格したことを発表します。これは宇宙アプリケーション向けの高信頼性メモリソリューションの進化の重要な節目となります。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1618/120587/700_448_2025102013344668f5bbe646d2f.jpg

Teledyne e2vでは、放射線耐性を備えるメモリ製品のポートフォリオを拡充しており、この16GB DDR4デバイスのほか、昨年認定基準を達成した8GB DDR4モデルなども提供しています。16GBのモデルは、8GBモデルと同様のフォームファクタとピン互換性を備えつつ2倍の容量を実現し、ハードウェアの再設計を行う必要がなく次世代の衛星システムにシームレスに移行することが可能です。

今回の初期認定では、16GB DDR4製品の長期的な信頼性と堅牢性が確認されました。統計学的に有意な3つの生産ロットに対する徹底的な試験を実施し、宇宙環境におけるミッション保証に欠かせない要素であるプロセスの一貫性と性能の再現性の両方を検証しました。

厳格なJESD47規格に従い実施した一連の初期認定試験では、軌道上で遭遇する過酷な条件を模した信頼性の徹底的な評価などを行い、温度の変動、機械的応力、放射線被爆に対する製品の耐性を検証しました。

Teledyne e2vのマーケティング・ビジネス開発マネージャー、Thomas Guillemainは次のように述べています。「この節目は今後の基礎となる重要なものです。当社の16GB DDR4メモリの信頼性、さらにはその堅牢で再現可能な組み立てプロセスが証明されました。Teledyne e2vの宇宙アプリケーション向け16GB DDR4メモリが認定基準を達成したことを受け、当社はフライトモデル(FM)の生産段階に入りました。まずは、FMの第一弾として、「New Space」と呼ばれる民間宇宙産業や低軌道(LEO)のミッション向けのTeledyne e2v X1グレードを10月に出荷開始します。またNASA 1 Flight Modelsを2026年第3四半期に投入する計画です。現在注文を受け付けており、今後のミッションにご活用いただくことが可能です。」

このメモリソリューションは前世代と同様に、幅広い宇宙グレードの処理基盤と互換性があります。地球観測から軌道上エッジコンピューティングまで、データ負荷の高い最新の宇宙ミッションの要求に対応するように設計されており、非常に重要なアプリケーションに必要な性能と信頼性を提供します。

Teledyne e2v Semiconductorsは、新たに認定基準を達成した宇宙アプリケーション向け16GB DDR4メモリをはじめ、最新のイノベーションを、2025年10月20日から23日まで韓国ソウルで開催されているSeoul ADEXで展示しています。ブース7-I5では当社の担当者が、高信頼性メモリソリューションによって実現される宇宙グレードアプリケーションの未来についてご説明します。

Teledyne e2vについて

Teledyne e2vのイノベーションは、ヘルスケア市場、ライフサイエンス市場、宇宙市場、輸送市場、防衛市場、セキュリティ市場、産業市場における開発を主導しています。Teledyne e2vは、他に類を見ない取り組みとして、お客様の市場とアプリケーションの課題を把握し、新たな基準を打ち立て、セミカスタムまたは完全カスタムのソリューションを提供するためにお客様と協力し、お客様のシステムの価値を高めています。

詳しくは、Teledyneのウェブサイトをご覧ください。( https://semiconductors.teledyne-e2v.com/
)

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