2025年10月06日10時00分 / 提供:Digital PR Platform
ヤマハ発動機株式会社は、このたび、「職域向け二次リース事業および自動車用電池の小型モビリティへのリパーパス実証事業」での協業について、REVortex株式会社(以下、リボルテックス社)との基本合意に基づき、事業化検討に着手しました。当社は自動車の職域向け二次リースや、小型モビリティへのリパーパス(再生/用途転換)電池の適用など、社会実装に向けた各種の取り組みを進めていきます。
なお協業パートナーであるリボルテックス社は、リパーパス電池事業等を通じて循環型経済の活性化を目指すSOMPO ホールディングス株式会社のグループ会社です。
近年、EV市場の普及・拡大に伴い、使用済み自動車用リチウムイオン電池の有効活用が、循環型経済や資源循環の重要テーマとしてクローズアップされています。その一方、多くの使用済み電池が自動車に搭載されたまま海外中古車市場に流出しており、この領域では国内における循環型経済が十分に機能していません。
当社グループでは、「限りある資源の有効活用と循環利用の促進」を目標として掲げ、循環型経済の実現に向けたさまざまな取り組みを行っています。今回の合意は、当社が有する小型モビリティ事業での実績と豊富な知見を基盤に、使用済み電池の回収・再生で実績を有するリボルテックス社との協業でリパーパス電池の社会実装に取り組むものです。同社は2024年度より経済産業省の実証事業を担うなど、自動車用電池の分析から回収・再生まで幅広い領域で実績を積み重ねています。
今後は職域向け二次リースを起点に、農業や建築現場、地域内移動等で活躍する各種電動小型モビリティにも、リパーパス電池搭載の検討・実証等を進めていきます。
なお、2025年10月14~17日、幕張メッセで開催されるデジタルイノベーション展「CEATEC 2025」の一般社団法人電池サプライチェーン協会(BASC)ブースでは、本実証事業のコンセプトモデル展示を行います。
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〈職域向け二次リース〉 自動車の車体を最後まで有効活用するとともに、使用済み電池を計画的に回収し、再利用に向けて需給をコントロールするための仕組みです。このスキームにより、リパーパス電池の安定供給と持続可能なビジネスモデルの構築を目指します。
■ REVortex(株)
〈代表者〉 CEO楢﨑 浩一 〈設立〉 2024年7月 〈所在地〉 東京都新宿区西新宿1-26-1
〈事業内容〉 自動車中古車の調達とリース残価保証スキームの提供、使用済み電池モジュールの提供、循環型電池事業の基盤構築など 〈ウェブサイト〉 https://revortex.com/