2025年10月01日12時00分 / 提供:Digital PR Platform
当社の九州製鉄所大分地区の環境保全林「郷土(ふるさと)の森」が、地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」に、単独での申請としては初めて認定されました。
自然共生サイトは、国が30by30 活動(2030 年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する)の一環で認定する、「民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域」で、当社への認定は、2023 年に連携団体と共同認定された名古屋製鉄所についで2 件目となります。
大分地区の郷土の森は、旧大分製鉄所発足(1971 年)と同時に、故 宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授)が提唱された「郷土の潜在植生調査に基づくエコロジー手法(宮脇方式の郷土の森)」を工場緑化として世界で初めて取り入れた環境保全林で、風土にあった樹種の選定、植栽密度および混植の工夫などにより、人工的な森ではありながら在来の生態系に近い植生学的にも貴重な持続的な森づくりが実現されています。今回、宮脇方式を採用し50 年が経過した森としての価値とその維持の取り組みが評価され、自然共生サイトに認定されました。
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