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早期認知症当事者における意識調査結果を発表 MCIまたは軽度認知症当事者の92%が支援により自立した生活を維持

2025年09月10日15時00分 / 提供:Digital PR Platform

一般生活者の「もの忘れ」に対する受診意向の低さも明らかに

日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、日本イーライリリー)は、軽度認知障害(MCI、以下「MCI」)または認知症当事者の考えや生活実態を明らかにし、一般生活者とのギャップを明らかにすべくMCIまたは認知症(認知症の中でもアルツハイマー型/アルツハイマー病による認知症と診断された方)の当事者とそのご家族*(190名)、一般生活者(1053名)に意識調査を実施しました。その結果、早期の段階であるMCIまたは軽度認知症当事者の92%が支援により自立した生活を維持していることが分かりました。また、早期に診断を受けた当事者と比べ、一般生活者の「もの忘れ」に対する受診意向は低いことから、一般生活者への早期対応の啓発が重要であることが示唆されました。

本調査で、当事者の自立の度合いをMCIまたは軽度認知症の当事者・家族(94名)に確認したところ、「自分のことは自分でできる」または「誰かが支援すれば自立できる」と92%が回答しました。支援により自立した生活をおおむね維持できていることが明らかとなりました。また、MCIまたは軽度認知症の当事者・家族の76%が、早い段階で診断されたことを「良かった」と回答しました。認知症の症状は進行していくことから、早期に気づき診断がされることで、当事者がその後も自分らしい生活を長く維持できるように環境を整え、必要に応じた対応をするための時間を確保できることが考えられます。

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