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DIC、バッテリー発火の延焼を防ぐ吸熱パッド「GELRAMIC™(ゲラミック)」を開発

2025年09月10日11時00分 / 提供:Digital PR Platform

―リチウムイオン電池の回収・リサイクルにも対応 独自の吸熱・セラミック化技術でLIBの延焼を物理的に遮断―

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:池田尚志)は、リチウムイオン電池(LIB)の熱暴走*¹による発火の延焼リスクに対応する延焼防止吸熱パッド「GELRAMIC™(ゲラミック)」を開発しました。本製品は、発火に至る熱暴走時に発生する高温を強力に吸収(吸熱)する特殊ゲルを内包し、熱エネルギーを効率的に制御することで温度上昇を抑制、LIB外部への延焼を防止します。さらに、高温下でゲルがセラミック化することで、断熱性・耐破片性を発揮し、延焼と熱伝播を物理的に遮断します。現在、複数の顧客・パートナーと評価を進めており、短期的には使用済みLIBの回収・リサイクル分野(LIB回収ボックスなど)への導入を、中長期的には電動アシスト自転車や電気自動車(EV)など車載用LIBへの展開を視野に入れています。2030年までに約10億円の売上を目指します。
*¹ 熱暴走とは、LIBなどが過熱や内部短絡(ショート)をきっかけに発熱し、発火・爆発に至る連鎖反応のこと

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