【ニュースレター】若手が伝える自社の魅力「ギャラリートーク」が好評

～当社企業ミュージアムで今年から定期開催、お客様や他部門との貴重な交流の場に～

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人財育成プログラムの一環として行われている「コミュニケーションプラザ」のギャラリートーク。
若手社員が会社や事業・製品について説明する催しで、定期的に開催される

人財交流プログラムの一環として実施
「学生時代、授業の一環で美術館のギャラリートーク(来館者への展示解説)をした経験があります。作品の背景を知ることで、鑑賞する人がその楽しみを膨らませる姿を何度も見てきました」。そう話すのは車体製造技術部の平岡花乃さん。当社企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」で今年から定期開催している"ギャラリートーク”の発案者です。来館者が社員から事業・製品説明を聞ける催しとして好評です。
「来館されるお客さまに自分の言葉でお話しするには、勉強が不可欠です。ただ、自分の口でその魅力を伝えられるようになると、いつしか自分自身もその対象を好きになっていることに気づきます」と続けます。
平岡さんは、当社の人財交流プログラム「若手社員による“交流と学習の場”企画・実践」の6期生。そのワークショップで平岡さんらが企画・実践したギャラリートークが、今年の7期生を中心とした46人のメンバーによって定期開催されるようになりました。
「プログラムには、グループ会社や各部門の若手が参加しています。その目的は、横の繋がりが広がることで会社や製品をより広く知る機会となり、もっと会社を好きになってもらいたいというものでした」と、事務局の濱松徹さん（コーポレート品質保証部）。「そういう意味でもこの取り組みは、目的に直結するプログラムだと感じています」と話します。

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「もっと会社が好きになる機会を提供していきたい」と話す事務局の濱松さん（左）と、ギャラリートークの発案者・平岡さん

多様な若手社員同士のつながりを創出
平岡さんには、少し苦い経験があります。プログラムの一環としてバイクファンが集まるイベントに参加した時のこと。研修では元アナウンサーの指導でインタビューのトレーニングも受けていましたが、「当社製品のお客さまを前にしながら、まったく話を広げられなかった。話し方ではなく、話すべきことの幅や厚みがないことに気づきました」と振り返ります。ギャラリートークの企画へとつながる貴重な気づきでした。
7月末、コミュニケーションプラザの歴史展示ゾーンで来館者をお迎えしたのは、入社3年目の若手社員です。当社の歩みについて、身振り手振りを加えながら笑顔で来館者との会話を楽しみ、少し突っ込んだ質問には自作のパネルを手に説明する姿も見られました。「普段は本社から離れたロボティクス事業部で働いているので、お客さまや他部門との交流は自分にとっても貴重な機会。会社についての勉強をこれからも続けていきたい」と話してくれました。
「プログラムには、外国籍社員や海外拠点からの研修生なども含まれています」と濱松さん。「こうした多様な人財同士の結びつきやお客さまとの交流は、彼らにとって貴重な財産。みんなが齢を重ねて働き盛りになった頃、このエンゲージメントが絶対に力を発揮してくれるはず」と話してくれました。

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来館者の皆さんにも好評のギャラリートーク。アンケートには「聞いていて楽しかった」、「わかりやすく勉強になった」という声も

■広報担当者より
平岡さんが直面された「人に伝えるための知識の壁」は、広報業務に携わる私自身も日々感じている課題です。社外の方に、自社製品や事業の魅力をどうすれば分かりやすく、興味を持ってもらえるように伝えられるか—その難しさに向き合う毎日だからこそ、若手社員の皆さんがギャラリートークで奮闘する姿に、同じ“伝える”という立場から、今回とても鼓舞されました。

本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社：0538-32-1145 / 東京：03-5220-7211

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