2025年08月04日10時00分 / 提供:Digital PR Platform
~プレバイオティクスによる新たな食物アレルギー治療法に期待~
藤田医科大学(愛知県豊明市)消化器内科学講座および医科プレ・プロバイオティクス学講座(いずれも廣岡芳樹教授)は、ウェルネオシュガー株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:山本貢司)と共同で、短鎖および長鎖フルクタン(1-ケストースとイヌリン)の併用によるアレルギー改善効果を検討する研究を行いました。
本研究では、卵白由来アレルゲン(OVA)による食物アレルギーを誘導したマウスモデルを用いて、ケストース(Kes)とイヌリン(Inu)の単独および併用摂取がアレルギー指標に与える影響を評価。その結果、特にKes+Inu併用群では、アレルゲン特異的IgE(OVA-sIgE)が有意に低下し、腸内における短鎖脂肪酸(SCFA)※1、特に酢酸の産生が促進されたことが明らかとなりました。
[ 続きを読む ]