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弘前大学の太田俊准教授らの研究グループが目に見えない有害物質の存在を「色の変化」で知らせる金属材料を開発

2025年07月28日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

弘前大学理工学研究科の太田俊准教授を中心とする共同研究グループは、揮発性有機化合物(VOC)を検出する新たなメカニズムを発見した。この研究成果は、VOC検出に関して、既知の3d遷移金属錯体が抱えるVOC応答範囲の制限を解消する新たな方向性を提案し、今後国内外において、このメカニズムを利用したさまざまなVOC検出材料が開発されると期待される。本研究成果は米国化学会『Inorganic Chemistry』にFeatured Articleとして2025年7月21日にオンライン掲載されたほか、弘前大学理工学研究科大学院生の村上辰成さんが日本化学会第105春季年会(2025)において口頭発表を行い、学生講演賞を受賞した。

■本件のポイント
・3d遷移金属錯体による揮発性有機化合物(VOC)検出の新たなメカニズムを発見した。

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