2025年07月25日20時05分 / 提供:Digital PR Platform
近畿大学理工学部(大阪府東大阪市)応用化学科教授 今井喜胤(いまいよしたね)、立命館大学生命科学部(滋賀県草津市)応用化学科教授 花﨑知則、同講師 金子光佑(執筆当時)らの研究グループは、アキラル(光学不活性※1)な発光体を、性質の異なる2種類の液晶※2材料に添加することにより、らせん状に回転しながら振動する円偏光を発生させ、加える電場の方向を連続的に切り替えることで、円偏光の回転方向を高速、連続的かつ可逆的に切り替えることに成功しました。
本研究成果により、液晶ディスプレイの高機能化が可能となり、高度な次世代セキュリティ認証技術の実用化や、高機能有機ELデバイス等の製造コスト削減などに繋がることが期待されます。
本件に関する論文が、令和7年(2025年)7月9日(水)に、光化学分野の国際的な学術誌である"ChemPhotoChem(ケミフォトケミ)"にオンライン掲載されました。
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