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【麻布大学】産学連携で動物病院向け VOC 低減型空気清浄機を共同開発

2025年07月09日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

麻布大学、清水建設株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 新村 達也 以下、清水建設)、富士工業株式会社(神奈川県相模原市/厨房機器製造・販売/代表取締役社長 柏村浩介 以下、FUJIOH)は、空気中に含まれる揮発性有機化合物(建材や家具、日用品などから揮発するガス 以下、VOC)を低減する動物病院向けの空気清浄機を共同開発しました。今後、2025年度内の動物病院への導入を目指し、製品化に向けた機能検証を進めていきます。

■背景と目的
屋内の空気環境は、建築構造や換気の状況に左右され、条件によっては屋外よりも数倍汚れている場合があります。特に、空気中に含まれるVOCについては、住宅や学校、オフィスにおいてアレルギーの発症など人の健康に与える影響が疫学研究で報告されています。一方、薬剤の使用や壁紙・天井材からの放出に起因する化学物質が室内の空気を汚す可能性がある病院・介護施設の医療環境に関する調査は十分に行なわれていません。また動物病院では、空気環境を改善するために空気清浄機を使用するケースがありますが、一般的な空気清浄機の化学物質の除去性能は限定的であり、化学物質の除去に特化した機器も入手しづらい状況にあります。

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