2025年07月09日10時00分 / 提供:Digital PR Platform
~地元・福島県産の木材で、「環境意識を育む学び舎」を実現~
木造建築プラットフォーム企業 株式会社エヌ・シー・エヌ(東京都千代田区、代表取締役社長:田鎖郁男、以下エヌ・シー・エヌ)は、学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダムが運営する桜の聖母学院中学校(福島県)の木造校舎増築プロジェクトに、「SE構法」が採用されたことをお知らせします。
同プロジェクトは三井ホーム株式会社(以下、三井ホーム)が設計・施工を担当しています。
環境共生に配慮した教育空間の実現のため、構造計算に基づいた高強度かつ耐震性に優れた木造建築を可能にする「SE構法」が選ばれました。
三井ホームが設計・施工を担う本プロジェクトでは、「児童・生徒・保護者・職員がぬくもりや親しみを感じる校舎にしたい」という学校側の想いを受け、従来のRC造校舎に木造の温かみを加えることが求められていました。
しかし、耐火性能が厳しく問われる校舎への木造増築には、高い構造安全性と法的条件の両立という技術的な障壁が存在していました。
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そこでエヌ・シー・エヌは、令和4年の建築基準法の改正により可能となった「火熱遮断壁等を用いた耐火建築物への木造増築」に対応し、「SE構法」を活用した設計支援を実施しました。
さらに、「SE構法」の技術で可能となる「燃えしろ設計」を採用することで、木の構造材を意匠として見せながらも、求められる耐火性能を満たす建築が実現しました。
交流ホールや教室には木の温もりが活かされ、安心感ある学びの場となっており、福島県産木材を内装や家具に取り入れ、地域資源の活用と林業振興にも貢献しました。木造建築の心理的効果やウェルビーイング向上への寄与も期待されています。
エヌ・シー・エヌは、今後も「SE構法」を通じ、非住宅分野での木造化と脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。
詳細につきましてはプレスリリースをご覧ください。
https://www.ncn-se.co.jp/news/7920
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株式会社エヌ・シー・エヌ 企画室:木津・石渡
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