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【横浜市立大学】活性化するUSP7の構造変化をクライオEMで捉える

2025年07月11日09時00分 / 提供:Digital PR Platform

~不活性化の時は開き、活性化の時は“シュッ”と閉じる~

横浜市立大学大学院生命医科学研究科 構造生物学研究室(エピジェネティクス構造生命科学)の中村菜緒さん(修士課程2年)、吉見早恵さん(2022年度修士課程修了)、有田恭平教授、東京大学医科学研究所の西山敦哉准教授らを中心とした研究グループは、細胞運命を決定するDNAメチル化*1の制御で働く、脱ユビキチン化酵素USP7の活性化に伴う構造変化を、クライオ電子顕微鏡単粒子法*2で明らかにしました(図1)。本研究成果は、がんや免疫関連疾患の原因タンパク質としても着目されているUSP7の阻害剤の開発に貢献する可能性があります。
本研究成果は、Cell Press誌「Structure」に掲載されました(日本時間2025年7月11日午前0時公開)。

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