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【日本大学】世界初!患者自身の脂肪細胞から作る「DFAT細胞」で変形性膝関節症の細胞治療を開始

2025年06月19日20時05分 / 提供:Digital PR Platform

【概要】
日本大学医学部の松本太郎教授(細胞再生・移植医学)、中西一義教授(整形外科)、副島一孝教授(形成外科)らの研究グループは、膝関節の軟骨がすり減って痛みや腫れなどが生じる「変形性膝関節症」の新しい治療法として、患者さん自身の脂肪細胞から作製した「DFAT(ディーファット)細胞」を使った細胞治療の研究を進めてきました。このたび、2025年6月3日、日本大学医学部附属板橋病院において、世界で初めてDFAT細胞による変形性膝関節症の患者さんへの細胞移植を実施しました。
DFAT細胞は、患者さんの年齢や病状に左右されず、少量の脂肪から品質の高い細胞を大量に作成できる特徴があります。研究グループでは低コストで実用性が高い細胞治療が期待できるとしており、今後安全性と有効性を確認していきます。

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