2025年06月20日10時04分 / 提供:Digital PR Platform
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森平英也、以下 古河電工)は、トカマクエナジー社(Tokamak Energy Ltd.、本社:英国オックスフォード、CEO:Warrick Mathews)と日本に共同の活動拠点を設立するための実行計画を盛り込んだ覚書を取り交わしました。
古河電工とトカマクエナジー社は、古河電工グループのスーパーパワー社(SuperPower Inc.、本社:米国)にて製造される高温超電導(HTS)線材の供給のほか、古河電工からトカマクエナジー社への出資を通じて協力関係を築いてきました。この関係のもと、小型フュージョン炉の実現へ向けたHTS線材およびこれを用いた高磁場マグネットであるHTSマグネットの設計・開発体制を強化し、さらに医療・創薬・宇宙航空・次世代交通など様々な産業分野におけるマーケティングや研究開発を共同で推進しています。
今回の覚書締結はその協力関係をさらに深めるものです。今後、古河電工とトカマクエナジー社はフュージョンエネルギー発電を実証するプロジェクト「FAST(Fusion by Advanced Superconducting Tokamak)」に賛同し、HTS線材、HTSマグネットおよびその技術を提供します。
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