2025年06月17日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
日本科学未来館(東京都江東区、館長:浅川智恵子)常設展示「ハロー! ロボット」の一部展示がこのたびリニューアルされ、追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)理工学部情報工学科の高橋英之准教授(専門:認知科学)らが開発したスイッチロボット「ぽっちゃん」が、新たに展示される。一般公開は2025年7月2日(水)から始まり、「ぽっちゃん」は未来館3階の常設展示ゾーンで自由に触れて体験することができる。
高橋英之准教授は、人が人工物に対して抱く心的反応を、認知科学・心理学・神経科学・情報科学的アプローチを用いて研究している。
今回展示される「ぽっちゃん」は、高橋准教授が奈良先端科学技術大学院大学などと共同で開発したもので、日常の家電操作にロボットからの「感情表現」や「感謝」の要素を加えることで、人とロボットの新たな関係を模索するスイッチロボット。ボタン付きの"何か"が筒の中で見え隠れしており、たとえば室温が高くなると「暑いなぁ」とつぶやくことで感情表現を行う。人がこの感情表現を受けてロボット上部のスイッチを押すと、連動している扇風機が作動しヒーターが停止。それに対して「ありがとう」などのお礼を述べる仕組みとなっている。
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