2025年06月12日20時05分 / 提供:Digital PR Platform
北里大学医学部腎臓内科学の内藤正吉准教授、川島永子助教は、協和キリン株式会社 (研究本部) の長谷川久美、松原正浩らとの共同研究により、先端的マルチオミックス解析技術を用いたヒト腎臓バイオロジーの理解基盤の構築に基づき、IgA腎症患者の糸球体内皮細胞の同定、および遺伝子プロファイリングの特定に成功しました。本研究成果は、2025年6月12日付で、英国Springer Nature社の国際科学誌「Communications Biology」にオンライン公開されました。
■研究成果のポイント
・先端的解析技術であるシングルセルRNAシークエンスと空間トランスクリプトーム解析を統合することで、世界で初めてIgA腎症患者における糸球体内皮細胞クラスターを特定し、その発現遺伝子プロファイルを同定
[ 続きを読む ]