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PD-1を介した免疫のブレーキ機構が、サメからヒトまで進化的に保存されていることを発見

2025年06月12日12時12分 / 提供:Digital PR Platform

藤田医科大学URA室のJohannes M. (Hans) Dijkstra准教授、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の近藤遼平元大学院生(現・国立長寿医療研究センター研究員)、重岡稔章助教、石田靖雅准教授を中心とした共同研究グループは、様々な動物のゲノムを解析し、がん免疫療法で注目されているPD-1を介した免疫チェックポイント機構※1が、4億年以上前に誕生した顎口類※2に属する魚類からヒトに至るまで進化的に保存されていることを明らかにしました。本研究の成果は、PD-1による免疫抑制システムの重要性を示すとともに、今後の免疫療法の開発の新たな分子基盤となることが期待されます。
本研究成果は、5月28日に国際誌「Frontiers in Immunology」のオンライン版に掲載されました。
論文URL : https://www.frontiersin.org/journals/immunology/articles/10.3389/fimmu.2025.1573492/full

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