2025年06月16日11時00分 / 提供:Digital PR Platform
日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩、以下「NSG」)は、国内建築用ガラス事業の主要製造拠点である千葉事業所(千葉県市原市)において、最新鋭のスパッタリングコーティング設備を導入し、省エネ効果の高いLow-Eガラスの生産能力増強を計画していますのでお知らせします。
近年、脱炭素化に向けた全世界的な取り組みが進む中、日本においてもカーボンニュートラルの実現に向け、政府による住宅や建築物の省エネ水準の抜本的な見直しや引き上げ、規制の対象範囲拡大等の施策が実施されていく見通しです。これに伴い、より省エネ効果の高いLow-E複層ガラスの需要拡大が見込まれています。
Low-Eガラス(Low Emissivity、低放射ガラス)は、ガラス表面に透明金属膜をコーティングし、建物内外の熱の透過を防ぐ省エネガラスです。国内新築住宅におけるLow-E複層ガラスの普及率は年々上昇傾向にあり、2023年時点で戸建住宅では85.0%、共同住宅でも62.8%(板硝子協会調べ、面積ベース)まで拡大しています。
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