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胃がん手術後の体重減少と栄養障害の背景に「腸内細菌叢の乱れ」周術期管理にマイクロバイオーム活用の可能性を初めて提示

2025年06月10日13時53分 / 提供:Digital PR Platform

― 術後ケアに革新、QOL改善へ新たな道 ―

藤田医科大学(愛知県豊明市)消化器外科、消化器内科学講座・医科プレ・プロバイオティクス講座らの研究グループは、胃がん手術(胃切除術)を受けた患者において、術前・術後の腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム※1)の変化と、それに伴う体重減少や栄養障害との関連を、世界で初めて明らかにしました。
本研究は、これまで周術期の管理において見過ごされがちだった「腸内環境の変化」に注目し、腸内マイクロバイオームのプロファイルと栄養指標・術後症状との関連を精緻に解析したものです。その成果は、胃切除術後栄養障害やQOL(生活の質)低下を防ぐ新たなアプローチとして、腸内マイクロバイオームを活用する未来型の個別化医療の可能性が示唆され、臨床現場における大きな転換点となることが期待されます。

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