2025年05月28日20時05分 / 提供:Digital PR Platform
北星学園大学(札幌市厚別区)は、英語教育を中心とした語学教育で高い評価を受けており、国際社会で活躍できる人材の育成に注力してきた。今回、その教育基盤を活かし、「登録日本語教員」養成機関としての登録を申請。理論と実践を重視した日本語教員養成課程にて、外国人が必要とする日本語能力が十分に身に付けられるような質の高い教員を養成し、グローバルな視点から地域社会に貢献することを目指す。また、課程の改設にあたり、本学の学生が外国人に日本語教育実習を行う為、中標津町に所在する「岩谷学園ひがし北海道日本語学校」と協定を締結。連携協力を通じて日本語教育の発展を図っていく。6月6日には本学にて調印式を実施する。
在留外国人が増加傾向にある中で、文部科学大臣に認定された日本語教育機関で日本語を教えるには、「登録日本語教員」という国家資格が必要となった。
北星学園大学はこの制度の趣旨を踏まえ、文学部に「登録日本語教員養成機関」としての登録申請を決定した。本学の養成課程を修了した学生は、国家資格取得に必要な「基礎試験」が免除され、さらに「日本語教育実習」を通じて、実践研修も修了することが可能となる。これまで本学では、英語教育を中心とした語学教育において全国的にも高い評価を受けており、長年にわたり、異文化理解やコミュニケーション能力を備えた人材の育成に力を注いできた。特に、実践的な英語運用能力の育成に加え、国際交流や留学支援、海外協定校との連携などを通じて、学生がグローバルな視野を持って社会に貢献できる力を養う教育環境を整えてきた。こうした語学教育の蓄積と国際教育のノウハウを活かし、今回新たに取り組む日本語教員養成課程では、多文化共生社会における教育者としての資質を備え、外国人が必要とする日本語能力が十分に身に付けられるような質の高い教員の育成を目指している。日本語教育の分野においても、教育の質を重視し、理論と実践をバランスよく学べるカリキュラムを通じて、国内外で活躍できる日本語教員を輩出し、グローバルな視点から地域社会の発展に寄与することを目的としている。
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