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【nature scientific reportsに掲載】アミメハギは尾びれを閉じることで平均加速度が最大で30%増加を機械工学的に解明。前進性能の高い推進機構が得られる可能性も。金沢工業大学、のとじま水族館、岩手大学の研究チーム

2025年05月28日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

金沢工業大学 工学部 機械工学科 福江高志研究室(専門分野:バイオミメティクス および 熱流体設計学)と、のとじま臨海公園水族館、岩手大学の研究チームは、アミメハギ(フグ目カワハギ科)が直進遊泳するときの力学的特性(Balistiform:背びれや尻びれを使って推進力を得る、魚の泳ぎ方のひとつ)に関する研究を行い、その成果がnature scientific reports(published: 08 May 2025)に掲載されました。

研究の概要

アミメハギの行動を観察すると、ホバリング状態から加速して前進しようとする前に、尾びれを閉じる傾向がみられます。研究チームは、アミメハギが尾びれを閉じることで平均加速度※を向上させるという仮説を立て、水槽観察とCFD(Computational Fluid Dynamics/コンピュータを使った流体の流れをシミュレーションする手法)を使って検証に取り組みました。

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