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トマトの病原菌を食べる菌を発見 作用メカニズムを解明、バイオ農薬開発に期待 -- 摂南大学

2025年05月21日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

摂南大学(学長:久保康之)農学部農業生産学科の飯田祐一郎准教授と農学専攻博士後期課程2年生の前田和弥大学院生、同博士前期課程2年生の巖瑛心大学院生、理工学部生命科学科の西矢芳昭教授、滋賀県立大学の住田卓也講師、九州大学の西大海助教、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中川博之上級研究員と須志田浩稔研究員(当時)、日本女子大学の鈴木智子助教(同)らの研究グループは、菌寄生菌(カビを食べるカビ)Hansfordia pulvinata(ハンスフォルディア プルビナータ)が他のカビで胞子を作るために使われていた化合物の合成能力を獲得し、病原菌に寄生しやすいように進化したことを発見しました。本研究の成果は新たなバイオ農薬(生物農薬)の開発につながり、環境に配慮した農作物の保護技術に貢献することが期待されます。本論文は、特に興味深い研究成果として編集者が厳選する「Editor's Pick」に取り上げられました。

【本件のポイント】
●トマト栽培で深刻な問題となっている葉かび病菌に対して、菌寄生菌Hansfordia pulvinataが産生する抗菌性化合物

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