2025年05月19日13時06分 / 提供:Digital PR Platform
東洋大学(本部:東京都文京区/学長:矢口悦子)の食環境科学部健康栄養学科は、特定疾患(難病)に指定されている炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease、以下「IBD」)の患者さんも一緒に楽しめる食事メニューを考案し、世界IBDの日である本日、そのメニューを発表しました。哲学をルーツとる東洋大学は、先入観や偏見に捉われず物事の本質に迫り、自分の問題として考え、他者のために考える姿勢を大切にしており、IBDメニューの考案を通じて誰もが安心して生活できる社会づくりの一助となることを目指しました。
メニューの考案にあたり、健康栄養学科の学生は、本学と武田薬品工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長CEO:クリストフ・ウェバー/以下「武田薬品」)とのIBD公開講座(https://www.toyo.ac.jp/news/20250228-17082.html
)を受講し、IBDという疾患や、疾患を抱える患者さんの生活課題について理解を深めました。さらに、そのうち5名の学生は武田薬品が開発に携わったIBD体験シミュレーションプログラム「In Their Shoes」*を通じてIBD患者さんの日常生活の追体験をし、心理的な側面まで実感する機会を得ました。また、IBD患者である学生の話を聞くことで「自分事」としてメニューを考案しました。
[ 続きを読む ]