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SAS、機械学習の活用によりクジラの保護プログラムを支援

2025年05月14日11時04分 / 提供:Digital PR Platform

Fathom ScienceがSASの支援のもと、海洋保全活動および海洋生物保護活動を推進

データとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下SAS)は、ノースカロライナ州立大学のテック系スタートアップ企業で、海洋のデジタルツイン構築に取り組んでいるFathom Science Inc.を支援し、クジラの位置を予測する最先端モデルの検証を行っています。この予測モデルが実用化されれば、絶滅の危機に瀕している大西洋セミクジラと船舶との衝突事故を防ぐことが可能になります。Fathom Scienceは、海洋環境に関する専門的かつ適切な情報を提供することで、迅速で信頼性の高い意思決定を可能にし、革新的な海洋運用や保全活動の変革を支援しています。

Fathom Scienceの海洋レジリエンスの責任者であるテイラー・シュロップシャー(Taylor Shropshire)氏は、次のように述べています。「クジラの過去の目撃情報の分析とFathomの海洋モデルを組み合わせ、クジラの保護を目的としたプログラム「WhaleCast」を開発しました。WhaleCastは、アメリカ東海岸沿岸におけるセミクジラの出現可能性をヒートマップ形式で可視化したもので、船舶に搭載されているタッチスクリーンに組み込めるよう設計されています。航海中の乗組員が、セミクジラの出現可能性を把握しやすくなり、出現が予測されるエリアでは減速するなど、絶滅危惧種であるセミクジラとの衝突事故を未然に防ぐことが可能になります」

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