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特殊詐欺の未然防止に向けた富士通株式会社、尼崎市との共同研究 特殊詐欺検知AI、高齢者の自宅環境での実証実験に成功

2025年05月15日14時00分 / 提供:Digital PR Platform

学校法人東洋大学(注1)(以下、東洋大学)、富士通株式会社(注2)(以下、富士通)、尼崎市(注3)の3者はこれまで特殊詐欺の未然防止技術として、非接触型センサであるミリ波センサによって計測した対象者の生理指標(心拍数・呼吸数)をもとに騙されている状態を検知する特殊詐欺検知AIを開発してきました(注4)。3者は、2024年11月に尼崎市在住の高齢者の自宅にミリ波センサを設置し、これまで開発してきた特殊詐欺検知AIの実用性を検証しました。高齢者の自宅環境を対象とした本実証実験の結果、高齢者が在宅中に電話による特殊詐欺を受け騙されている状態を、82%の検知精度で検知することに成功しました。

【 背景 】
本共同研究では、複雑化かつ巧妙化する特殊詐欺被害の未然防止に向けて、AIと犯罪心理学を組み合わせたコンバージングテクノロジーを活用することで、被害者が特殊詐欺に騙された状態であることを高精度に検知する特殊詐欺検知AIの開発を進めてきました。

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