2025年04月24日12時06分 / 提供:Digital PR Platform
藤田医科大学(愛知県豊明市)医学部先端光学診療学の大宮直木教授と堀田直樹客員准教授らの研究グループ(ColoCam-J studyグループ)は、全国44施設1,006人の患者のデータを通して、大腸カプセル内視鏡※1の有効性・安全性・受容性を解析しました。大腸カプセル内視鏡は大腸内視鏡と比べて苦痛や羞恥心がほとんどない検査であり、腸管洗浄が適切であれば大腸腫瘍・ポリープの検出や潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患における重症度や炎症部位の確認に有用であり、またリピーター希望が多い検査であることを報告しました。
これらの成果により、今後、通常の大腸内視鏡の施行が困難な被験者に対し、より適切に大腸カプセル内視鏡を実施可能になり、大腸検査の受診率向上に貢献することが期待されます。
本研究成果は、アメリカ消化器内視鏡学会の学術ジャーナル「Gastrointestinal Endoscopy」(2025年5月号)で発表されました。
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