2025年04月21日10時00分 / 提供:Digital PR Platform
藤田医科大学(愛知県豊明市)精神神経科学講座/精神・神経病態解明センター変革融合精神医学部門の鳥塚通弘講師、牧之段学教授らは、同センター神経再生・創薬研究部門、奈良県立医科大学精神医学講座、住友ファーマ株式会社R&D本部創薬デジタルイノベーションユニットとの共同研究で、自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder; ASD)者の末梢血から得たマクロファージ※1のシナプス※2除去機能(貪食能)が低下していることを見出しました。さらに、この貪食能の低下が、CD209という分子の発現低下と相関していることを明らかにしました。この研究成果により、今後のASD病態のさらなる解明および新たな治療法開発につながることが期待されます。
本研究成果は、科学誌「Molecular Psychiatry」(2025年4月4日付オンライン版)に掲載されました。
論文URL:https://www.nature.com/articles/s41380-025-03002-3
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