2025年04月10日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
実践女子大学生活科学部食生活科学科管理栄養士専攻4年の井上春花さんが「第10回食物アレルギー対応食 料理コンテスト」(公益財団法人ニッポンハム食の未来財団主催、厚生労働省・消費者庁・農林水産省後援)の食事部門で、優秀賞に輝きました。受賞作は、自身が卵アレルギーを抱え、食べる機会がなかったクリームコロッケ。卵は使わず、小麦粉、牛乳、パン粉の代わりに米粉や豆乳、大豆フレークを使用しました。クリームを包む素材にライスペーパーを採用することで、食感を良くし調理の時間短縮にもつなげました。井上さんは「コンテストを通して、より食物アレルギー対応食について深く学ぶことができた」と話しています。
卵は不使用。小麦粉は米粉、牛乳は豆乳にそれぞれ代用。卵アレルギーを持つ自身の経験を生かしました。
消費者庁は、食物アレルギーを引き起こす恐れのある原材料として、表示を義務付ける特定原材料8品目(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ))と、表示を推奨する特定原材料に準ずるもの(アーモンド、大豆など20品目)を定めています。コンテストでは、①特定原材料8品目のうち「卵・乳・小麦」について、「いずれも使用しない、または他の食材で代替」したもの②特定原材料等28品目のうち、使用しているものを明らかにしているレシピの両方を満たしていることを応募の条件としました。「食事」と「おやつ・デザート」の2部門があります。
[ 続きを読む ]