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沖縄島北部の世界自然遺産地域から新種の植物を発見 「ヤンバルカラマツ」と命名

2025年04月10日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

昭和医科大学(東京都品川区/学長:久光正)の柿嶋聡講師(富士山麓自然・生物研究所)、東北大学の大学院生 道本佳苗さん(生命科学研究科)、牧雅之教授、伊東拓朗助教(東北大学学術資源研究公開センター・植物園)らによる共同研究チームは、琉球大学、沖縄美ら島財団総合研究所、人間環境大学、九州大学、国立台湾大学の研究者らと共同で、キンポウゲ科植物のアキカラマツとされていた沖縄島の植物を、沖縄島北部(やんばる地域)に固有の新種であることを明らかにし、和名「ヤンバルカラマツ」(学名:Thalictrum yambaruense)と命名しました。

【研究の背景】
キンポウゲ科カラマツソウ属は、主に北半球の温帯地域に分布する多年草で、世界では約120~200種が知られています。この仲間は、同種でも個体によって形態変異に富んでいるため、種の区別や分類が非常に難しいとされています。なかでも、ユーラシア大陸全域に広く分布し、日本では北海道から本州、四国、九州に分布しているアキカラマツは分類が難しい種として知られています。

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