2025年03月27日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
清水建設株式会社の100%子会社である小売電気事業会社スマートエコエナジー株式会社(社長 長澤幹央、以下SEE.)と学校法人工学院大学(理事長 今村保忠)は3月27日、「オフサイトコーポレートPPA契約」を締結しました。この契約に基づき、SEE.は4月から工学院大学の全キャンパスに再生可能エネルギーを供給、工学院大学では電力使用にともなうCO2排出量が年間約5,500㌧削減されることになります。
PPAは「Power Purchase Agreement」の略で長期・固定価格での電力購入契約、オフサイトは需要家、今回は工学院大学の敷地外の遠隔地から電力調達することをそれぞれ意味します。契約のスキームは、SEE.が10年間に亘り、清水建設所有の太陽光発電所(山梨県大月市)で創出する非FIT太陽光電力と非化石証書充当による実質再エネ電力を併せて年間約1,400万kWhを調達・供給、工学院大学は新宿、八王子、附属中学校・高等学校の全キャンパスで消費する電力を再生可能エネルギーで補います。
大月市の非FIT太陽光発電所は、清水建設が東京都環境公社(クール・ネット東京)の助成金制度「小売電気事業者による再エネ電源先行拡大事業」を活用して建設したものです。SEE.はこの発電所が発電する太陽光電力を全量購入することで、低価格の再生可能エネルギーを工学院大学に提供します。引続き、オフサイトコーポレートPPA契約の拡大を目指し、再生可能エネルギーの調達手段の多様化を図ります。
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