2025年03月16日08時05分 / 提供:Digital PR Platform
江戸川大学睡眠研究所(千葉県流山市)の浅岡章一教授、山本隆一郎教授、野添健太講師、西村律子准教授による研究チームが睡眠習慣および眠気と内受容感覚との関連に関する最新の研究成果をまとめた論文「Relationship between sleep variables and interoceptive awareness in daytime workers」が、国際的なオープンジャーナル誌『PLOS One』にアクセプトされた。
「内受容感覚」とは、身体内部の状態(例えば、心臓や胃腸の状態)に対する感覚を指す。この内受容感覚は、身体内部環境を一定程度の範囲に保つこと(ホメオスタシス)に重要であるだけでなく、感情や動機付け、精神的健康にも関連する事が示されてきた。
本研究では、日勤労働者を対象に、この内受容感覚と睡眠習慣、および眠気との関連についてWeb調査を用いて検討。その結果、睡眠習慣よりも主観的な日中の眠気の強さが内受容感覚と強く関連する事を示した。
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