2025年03月12日11時04分 / 提供:Digital PR Platform
川崎重工(社長:橋本康彦)と鹿島(社長:天野裕正)は、川崎重工が保有するDAC(Direct Air Capture)技術を用いて大気から回収したCO2を利用して、鹿島らが開発したCO2吸収コンクリート「CO2-SUICOM®(シーオーツースイコム)」を製造することに成功しました。
川崎重工が開発したDACは、独自開発した固体吸収材によって、大気中からCO2を直接分離・回収する技術です。このたび、1日5kg以上のCO2を99%以上の高純度で回収できるCO2分離・回収装置を開発し、この装置とCO2-SUICOMにCO2を吸収・固定させるための炭酸化養生槽※1とを組み合わせたシステムを構築しました。
このシステムをプレキャストコンクリート製品工場に設置して実証実験を行った結果、所定のCO2固定量ならびにコンクリートとしての品質が得られていることを確認しました。
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