2025年03月07日13時31分 / 提供:Digital PR Platform
住友電工情報システム株式会社が提供するエンタープライズサーチQuickSolution® (クイックソリューション)を活用することで、住友電気工業株式会社(以下、住友電工)はグループ全社規模の大容量RAG基盤を約2週間という短期間で構築しました。この基盤は、必要な情報を検索・抽出し生成AIに連携する RAG技術を用いて、ファイルサーバなどに保存されている数百TB規模の社内情報から高精度に質問応答する機能を提供しています。これにより、住友電工グループ約29万人が対話形式で社内情報を収集できるようになり、ナレッジの有効活用にともなう生産性の向上やDX推進が可能になりました。
2022年にChatGPTが登場したことを契機に、多くの企業が生成AI活用が重要であると認識し、最適な利用方法を模索しています。住友電工も生成AIの活用を積極的に推進しており、2023年10月に安全にChatGPTを利用できる環境をグループ全社に展開しました。この環境の利用が進むとともに、各部門のユーザから「生成AIで社内情報を活用したい」という意見が多数寄せられるようになり、社内情報に回答可能な生成AIが必要という課題が浮き彫りになります。
課題解決の鍵となったのは、QuickSolution®とRAG*1でした。QuickSolution®は、ファイルサーバや各種社内システムなどを横断的にファイルの中身まで検索できる純国産のエンタープライズサーチ(企業内検索システム)です。QuickSolution®はRAGを活用し、社内情報を検索した結果から質問応答を行う生成AI連携機能を提供しています。
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