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病原細菌のレジオネラが宿主分解機構を回避する仕組みを解明~レジオネラ含有液胞からRab5を排除するメカニズムの発見~

2025年03月05日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

【ポイント】
■ 宿主細胞に侵入したレジオネラはレジオネラ含有液胞(Legionella-containing vacuole; LCV)に集まったRab5にユビキチンを付加することでLCVからRab5を排除していることを見出し、当該ユビキチン化にはレジオネラの病原因子であるLpg2525が必要であることを明らかにしました。

■ Lpg2525によってユビキチン化されたRab5はRabGAP-5(Rab5の不活性化を促進する因子)との親和性が上昇し速やかに不活性化されることでLCVから乖離することを発見しました。更に、Lpg2525がユビキチン化するRab5のアミノ酸残基を同定し、そのアミノ酸を変異させたRab5はLCVから除去されずレジオネラの細胞内増殖を有意に抑制することを明らかにしました。

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