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東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科の磯直樹准教授と鈴木誠教授によるVRを用いた「リハビリテーションシステム」に関する技術が特許を取得

2025年02月12日20時05分 / 提供:Digital PR Platform

東京家政大学健康科学部(埼玉県狭山市)リハビリテーション学科の磯直樹准教授と鈴木誠教授は、VR(仮想現実)を用いた「リハビリテーションシステム」に関する技術を開発。令和6年12月10日付けで特許として登録された(特許第7602243号)。今後、この技術を用いた製品開発に取り組むほか、同大学作業療法学専攻での教育に活用することを目指す。

このたび磯准教授らが開発したリハビリテーションシステムは、けがや加齢等により運動能力が低下した人のリハビリテーションが効果的に行われているかをVR(仮想現実)技術を用いて練習者がリアルタイムに認識できるもの。VR空間上に、模範動作を緑色、練習者の動作を青色で表示。模範動作と練習者の動作のずれが色の濃淡で表され、模範動作と練習者の動作が一致すると模範動作の表示が薄くなり、逆にずれが大きいと模範動作が表示されたままとなる。
この装置では模範動作と練習者の動作とのずれの大きさの時間変化を平滑化することにより、滑らかな表示を実現。これにより、練習者自身が模範動作との動作のずれをリアルタイムで把握することができ、介助者がいなくても練習者一人で効果的なトレーニングを行うことが可能になった。

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