摂南大学(学長:久保康之)農学部応用生物科学科 動物機能科学研究室の三浦広卓特任助教と井上亮教授らの研究グループは、繁殖成績が高い母豚(たくさん子供を生む母豚)は食物繊維の分解能力が高い特徴的な腸内細菌叢を持っていることを発見しました。母豚の繁殖性の向上は養豚業における重要な課題の一つです。本研究は、腸内細菌叢の改善、いわゆる“腸活”によってブタの繁殖成績を向上させる新たなアプローチの実現に繋がる可能性を秘めています。
【本件のポイント】
● 繁殖成績が低い母豚と高い母豚では、腸内細菌叢の能力に違いがあることを発見