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ニレコ 距離5mでμmオーダーの精密測定が可能なレーザ計測器「BFSレーザ距離計測器」を開発

2025年09月08日13時00分 / 提供:@Press

株式会社ニレコ(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:中杉 真一)は、この度、5m程度の中長距離で、μmオーダーの高精度と800mm以上の測定範囲を両立した高精度レーザ計測器「BFSレーザ距離計測器」を開発しました。

BFSレーザ距離計測器は、レーザを用いた一般的な距離計測器で用いられているToF(Time-of-Flight)センサ方式や三角測量センサ方式とは異なる光ヘテロダイン方式を採用することで、他の方式では困難な中長距離でのリアルタイム精密計測を実現しました。また、最大4ヘッドまでの完全同期による多点同時測定、φ17×21mmの超小型照射受光ヘッドによる狭所対応、光ファイバ延長による柔軟なレイアウト設計、IP65準拠の堅牢な照射受光ヘッド構造など、現場での実用性にも優れた特徴を有します。同軸測量方式の採用により、凹凸形状やピンホール内部など、従来測定が困難であった箇所にも対応可能で、材質に依存しない安定した測定性能を発揮します。
本計測器は外乱光・空気の揺らぎ・高温環境などの過酷環境下であっても精密測定が可能であり、800mm以上の測定範囲を有することから、鉄鋼・非鉄金属分野、精密工作機械、半導体製造装置、自動車産業におけるギガキャストなどの大型ダイキャスト形状計測やエンジンブロック等の鋳物、航空宇宙・防衛分野、ロボティクス、半導体製造、土木・建築物モニタリングなど、幅広い製造・インフラ分野などでの活用が想定されます。当社では、本計測器の販売活動を2025年9月より開始します。

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