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ヒョンデ グロービス、Lab021と「Vessellink」ソリューション導入契約を締結

2025年07月17日14時30分 / 提供:@Press

2025年7月17日 グローバルスマート物流企業である ヒョンデ グロービス(Hyundai Glovis)は、海運のIT専門企業ラボオトゥワン(Lab021)と船舶向けデジタルソリューション「Vessellink」の導入契約を締結したと発表した。
今回の契約により、ヒョンデグロービスはLab021が開発した高度な船舶動静報告データシステム「Vessellink for Ship」を、自社の海運運用システムに連携する予定だ。このソリューションは、リアルタイム航行モニタリング、CO₂排出の管理、船舶効率分析などの多様なデータを自動で収集・分析・提供するものであり、特に手作業に依存していた動静報告業務をデジタル化することで、運用効率を大幅に向上させることが期待される。
ヒョンデグロービスはこのソリューション導入を通じて、国際海事機関(IMO)および欧州連合(EU)の環境政策の変化に先手を打つ戦略だ。IMOは現在、温室効果ガス削減に向けた中期的措置(Mid-term Measures)として、海上燃料の炭素強度基準の強化および国際的な炭素価格制度の導入を本格的に議論しており、2027年前後にはグローバルな海運会社に対して実際の削減実施が求められる見通しだ。

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