2025年07月17日10時00分 / 提供:@Press
くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。今回は、日本人の食卓に欠かせない「ご飯」に注目し、炊飯事情について調査しました。米の高騰が続くなかでも約6割の人は毎日ご飯を炊いており、ご飯のおいしさに対するこだわりも見えてきました。また、毎日炊く人が多いだけに、炊飯器についても、「炊き上がりの食感や味」といったおいしさと、「日々の手入れのしやすさ」を重視していることが明らかになりました。
【ダイジェスト】
毎日ご飯を炊く人は約6割、炊飯器選びでは「おいしさ」を重視。
炊飯器の「保温機能」、使わない人が4割超。その理由とは?
最もめんどうな炊飯器の手入れは「内ぶたを洗う」こと!
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■ 毎日ご飯を炊く人は約6割、炊飯器選びでは「おいしさ」を重視。
米の高騰で主食やパンや麺類に置き換える人も増えるなか、今回の調査では、ご飯を毎日炊く人は全体の58.0%と半数を超え、そのうち2割弱は1日に2回以上炊いていることがわかりました。一回に炊く量としては「1~2合」が47.8%で最多ですが、中高生の子どもがいる家庭では「3~4合」という回答が最も多くなっています。ご飯を炊くのに欠かせない炊飯器についてもきいたところ、選ぶ際に重視するポイントでは、複数回答で「日々の手入れのしやすさ」62.2%、「何合炊きか」52.1%、「炊き上がりの食感・味が好みに合うか」47.5%がトップ3に。そして選んだもののうち、最も重要だと思うものを一つだけ選んでもらうと、「炊き上がりの食感・味が好みに合うか」がトップとなり、ご飯のおいしさを重視する傾向がうかがえました。
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■ 炊飯器の「保温機能」、使わない人が約4割超。その理由とは?
さまざまな機能がついた炊飯器も多いなか、よく使う機能では、「予約炊飯(タイマー)」、「早炊き」56.2%、「炊込みご飯の炊飯メニュー」52.9%が、いずれも半数を超えてトップ3でした。炊飯器の保温機能の利用時間を聞いたところ、「保温はしない」が42.8%で最多。「1時間未満」15.9%、「1時間~2時間未満」13.2%が続き、多くの人が保温しないか、短時間の利用にとどめていることがわかりました。保温しない理由は「味が落ちるから」53.9%がトップ。一方、保温する人の悩みでも「味が落ちる」47.4%、「ご飯が硬くなる」36.4%が上位となり、保温機能利用の有無にかかわらず、多くの人が保温による味の変化を気にしていることが明らかになりました。
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■ 最もめんどうな炊飯器の手入れは「内ぶたを洗う」こと!
ご飯をおいしく炊くために欠かせない日々の炊飯器のお手入れについては、約8割の人が何らかのめんどうを感じていると回答。最も多かったのは「内ぶたを洗う」47.6%で、次いで「内釜のご飯のぬめりが落ちにくい」21.9%、「内ぶたに凹凸があって洗いにくい」20.3%が上位となりました。自由回答では、「はずして洗うパーツが多くてめんどう」(60 代・シトラスオレンジ)や、「内ぶたについた汚れを取るのに苦労する」(50 代・なえ)といった声が聞かれ、洗うパーツの多さや、汚れの落としにくさが負担になっていることがうかがえました。
今回の調査では、米の価格高騰のなかでも約6割の人が毎日ご飯を炊いており、炊飯器選びでは「おいしさ」を最も重視するほか、味の劣化を避けるため保温機能は使わないなど、ご飯のおいしさへのこだわりが明らかになりました。また、内ぶたの洗浄など日常的な手入れに負担を感じる声も多く、ご飯のおいしさと、手入れの手軽さや使いやすさを両立できる炊飯器が、生活者にとってよりいっそう求められているといえそうです。
アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1323人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2025年4月23日~5月7日
●「ほぼ1000人にききました」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
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