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スマート農業を推進する愛媛県のプロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」にグリーンが採択

2025年07月16日11時00分 / 提供:@Press

国内外でAIを活用した農業ソリューション「e-kakashi(イーカカシ)」の提供を行うグリーン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:戸上 崇、以下 グリーン)は、愛媛県が推進する、デジタル技術活用による地域課題解決を目指す事業支援プログラム「トライアングルエヒメ2.0」において、2025年度の新規採択プロジェクトとして選定されたことをお知らせいたします。

本プロジェクトは、愛媛県内のかんきつ農家や農業法人を対象に、「e-kakashi」を活用した地域密着型のスマート農業モデルを構築することを目指しています。暗黙知を可視化し、AIを活用しながら植物科学に基づいた栽培を行うことで、増収と品質の安定化、技術継承の促進、そして持続可能な農業経営の実現を支援します。その一環として、RAG(Retrieval-Augmented Generation)とLLM(Large Language Model、大規模言語モデル)の技術を活用し、対象作物や地域特有の知見の検索を容易にするとともに、自然言語による営農支援の高度化を目指します。

農業の現場では、防除や潅水、異常気象への対応といった日々の栽培管理において、長年の経験に裏打ちされた知見が言語化されずに属人化しやすく、圃場ごとの土壌条件やインフラ環境の違いも、品質や収量のばらつきにつながる要因となっています。こうした構造的課題に対し、地域の実情に即したスマート農業モデルの導入が求められています。

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