2025年06月30日11時00分 / 提供:@Press
算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:高田忍、以下「当協会」)は、2025年6月14日に開催いたしました評議員会において、甘利俊一会長(東京大学 名誉教授、理化学研究所 栄誉研究員)の任期満了により、同日付けで評議員を任期満了で退任した若山正人氏(九州大学 名誉教授、ZEN大学 学長)を会長に選任いたしました。あわせて会長を退任された甘利俊一氏を名誉会長に選任いたしましたので、お知らせいたします(名誉会長の選任は一松信氏(京都大学 名誉教授)に次いで2人め)。
当協会は、1999年の設立以来、数学の重要性を広く国民のみなさまに啓発し、数学検定事業やビジネス数学事業、出版および情報提供事業、学術研究事業など幅広く公益事業を展開してまいりました。近年では、「信頼性と有用性が高く、学習指針として広く認められる数学に関する検定事業を実施し、得られた知見を社会に還元することを通じて、世界中の人々の生涯にわたる数学への興味喚起と数学力の向上に貢献すること」を事業目的に掲げ、「検定事業者から人財育成プロデュース事業者への変革」に取り組んでおります。
昨今の教育においては、数理・データサイエンス・AI分野の急激な成長、国際化の進展など、外部環境の多様な変化が急速に進んでおり、次代を担う人材の育成が喫緊の課題となっております。
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